その他の活動

2015.05.18

商工会議所の発足と渋沢栄一を学ぶ

開催日時:平成27年 5月14日(木)・15日(金)
開催会場:1日目:富岡製糸場、渋沢栄一生地・中の家
2日目:渋沢栄一史料館、ホテルベルクラシック東京
参加人数:27人

渋沢栄一は何故、東京商工会議所を作ったのか

1.殖産興業を実現させるため
2.条約改正を促進させるため
3.業種を超えた情報・意見交換の場を作るため
4.信頼できる人的ネットワークを形成するため

130年以上経過した現代と基本的な考えが変わっていない。銀行を地方に展開した事と同様に、商工会議所を地方に展開した。長岡は、交通の要所であり、渋沢などとのネットワークが形成された。

今回、参加者が違う視点でそれぞれ感じたところがあった。「渋沢栄一が現在の銀行を見てどのように感じるのであろうか。」バンカーの視点として興味を持つ者、「渋沢家の家法の制定と渋沢同族会とはどのようなものであろうか。」実業家として家と企業の関係をどうとらえるべきか興味を持つ者、様々な視点で感じた事があった。

日本は各地域地域が地方創生をおこなう必要性があり、それは一人ひとりの実業家が担うところが大きい。商工会議所は、歴史からみて、地方創生を行う力と正当性をもっている。今回商工会議所の会員として訪問できた事は将来につながると思われる。

記事作成者:自己啓発委員会 中村公哉

商工会議所の発足と渋沢栄一を学ぶ